さよなら『しじみ君』・・・

昨晩帰宅すると、あさりの『しじみ君』たちは死んでいた・・・
ぱっくりと貝殻を開いて、水は白濁し、異臭がしていた。
2日前に砂から上がってきたまま、もぐらないのでおかしいと思っていたけど、酸素が足りなかったのか、最初から入れいていた天然海水が腐ったのか、原因はそのへんだろう。
あさりを飼うには、エアは必要。水の汚れも問題になるので、人工海水を足すのではなく、完全に入れ替えるべきだった。週末まで延命してくれたら、いろいろ処置してやろうと思ってたんだが。
長男は悲しむだろうな、とは思ったが、そのまま朝まで放置するのもどうかと思い、深夜の内に処分した。


朝起きて、長男に『しじみ君』達を捨てたことを報告。
やはり「自分で捨てたかった」とメソメソと泣きながら怒っている。
実際あの状態を見たら、自分ではやらなかっただろうと思うけど、見せるべきだったな、と反省。
とりあえず、弁解混じりに、生き物を飼うということの難しさについて説明して、謝って、捨てた場所に案内した。これでちょっと機嫌が直りかけたけど、『しじみ君』と一緒に入れていた大きな貝殻も一緒に捨てたのが見つかって、さらに怒られてしまった・・・
同時刻、不機嫌な長女が起きてきて、毎朝見ているめざましテレビの占いカウントダウンを「お父さんが読み上げてくれない!」と泣きわめかれる。
かに座のところを読み上げるのが日課なんですが、お父さん、それどころじゃないんですけど・・・。朝からダブルでやられるときつい。


とどめに嫁からは
 嫁「海水セット買ったのに残念だね。またリベンジする?」
 私「あさりはもういいよ。」
 嫁「じゃあ今度は、牡蠣(かき)くらいにする?」
 私「・・・」
こいつ、『飼育』じゃなく『養殖』のつもりだったのか・・・
ごめんよ『しじみ君』